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リュウキュウマメガキ(琉球豆柿)

Chinese persimmon

リュウキュウマメガキの実 特徴
マメガキによく似るが、葉柄が長く、実がぶら下がる
葉っぱ
葉は波打つが、縁にギザギザはない
りゅうきゅうまめがき 柿渋
柿渋は未熟な実から採取する
琉球豆柿 実
8月頃の様子
食べられる
苦くてマズい
りゅうきゅうまめがき
ペットボトルは350ml その小ささが分かる
しなのがき 樹木 特徴
実は小さいが樹高は10mを超える
樹皮
リュウキュウマメガキの幹

【リュウキュウマメガキとは】

・関東地方南部以西の本州、四国、九州及び沖縄に分布する柿の仲間。建材、彫刻材、柿渋の採取用に植栽されたが、観賞のために庭木とすることもある。日本のほか韓国、台湾、中国中南部にも見られる。

 

・葉は長さ6~18センチの楕円形で、両面とも毛はない。よく似たマメガキとは、葉の裏面が灰褐色であること、葉の付け根が丸みを帯びていること、葉柄が長い(1~3センチ)ことが異なる。

 

・雌雄異株で6月頃にクリーム色の花を咲かせる。花の後にできる実は直径1.5~2センチほどの大きさ。10~11月にかけて黒紫色に熟す。完熟して柔らかくなれば多少の甘味があるものの、基本的には苦くて食用にならない。

 

・実を細かく砕いて発酵させたものが柿渋になる。柿渋は防腐効果があるため建材に塗って補強に使う。また、これを生薬(君遷子=クセンシ)とし、血圧を下げるのに使う民間療法もある。

 

・樹皮は茶褐色で不規則にひび割れが生じる。 

 

【育て方のポイント】

・雌雄異株であり、実をならすためには両方の株が必要という説が根強いものの、厳密な雌雄はなく、複数を植えれば結果しやすい。

 

・日当たりが良く、かつ、適度に湿った場所を好む。夏の暑さや乾燥に弱く、条件の悪い場所では実が熟す前に消失する。植穴には腐葉土を入れ、株元には藁などを敷いて乾燥を防ぐのがよい。 

 

【似ている木】

マメガキ

シセントキワガキ

ロウヤガキ

リュウキュウマメガキの基本データ

 

【分類】カキノキ科 カキノキ属

    落葉広葉樹 小高木

【学名】Diospyros japonica Siebold et Zucc.

【別名】シナノガキ

【成長】やや早い

【移植】普通

【高さ】10m~13m

【用途】果樹/鉢植え/盆栽

【値段】1500円~