コブシ(辛夷)

Kobushi magnolia

コブシの花 庭木図鑑
花言葉は「信頼」「友情」など
辛夷 庭木 画像
スペースがあれば雄大な樹形になる
辛夷の葉 写真
コブシの葉っぱ(初夏)
こぶしの実 画像
できはじめの実は緑色だが・・・
fruits of magnolia kobushi
秋にかけてピンク色に色付き・・・
seedd of Kobushi magnolia
熟すと赤い種が顔を出し、やがて垂れ下がる
辛夷の黄葉 画像
黄葉の様子
辛夷の蕾 画像
蕾の様子
辛夷 紫の花
紫色の花を咲かせるコブシもある

 

【コブシとは】

・香りのある白い花を咲かせ、春の到来を告げる代表的な里山の花木。

・花にはレモンのような香りがある。花ばかりではなく枝葉を燃やしても香りが高い。

・葉が大きいため夏場に木陰を作る街路樹などとして公共のスペースに植えられることも多い。

・早秋にできる実(画像参照)は長さ10センチ前後に及ぶ集合果。形が子供の握り拳に似ていることからコブシと名付けられた。ただし、実によって形が微妙に違うため、似てるかどうかは・・・。

・秋になると実が自然に裂け、中から赤い種が糸を引きながら垂れ落ちる。

・乾燥させた蕾は鎮痛剤として使われる。

 

【育て方のポイント】

・耐寒性、耐暑性があり、北海道から九州まで広い範囲に植栽できる。

・強風、潮風、痩せ地にも強い。

・時折テッポウムシの被害に遭うこともあるが、基本的には病害虫に強い。

・成長が遅く、手間もあまりかからないが、実生から育てると開花までに10年近くかかる。また、大きくなると開花が隔年になりやすい。

・木も葉も大ぶりであり、スペースの狭い一般家庭では鉢植えか、シデコブシが望ましい。

 

【類似種との見分け方、園芸品種】

・同じ仲間のモクレンに似るが、モクレンの花はコブシより大きく、多少黄色がかっている。また、コブシは花の下に小さい葉がついているので、モクレンと区別できる。

・シデコブシ(姫コブシ)及びその園芸品種であるベニコブシは、樹高が低く枝葉も密生するため一般家庭に向く。

・キタコブシは北海道に分布する。

・最近はコブシと姫コブシの交配種である「バレリーナ」という八重咲き種の人気が高く、シンボルツリーとして用いられる。

・関西地方に多いタムシバは花がより小さく、花弁の幅が狭い。また、葉も細長くて毛がないため見分けられる。

 

コブシの基本データ

 

【分類】 モクレン科 モクレン属

     落葉広葉 高木

【学名】 Magnolia kobus

【別名】 タウチザクラ/望春花/迎春花

     ヤマアララギ/コブシハジカミ

【成長】 やや早い

【移植】 根が荒く、やや難しい。

【高さ】 15~20m

【用途】 花木/シンボルツリー/公園

【値段】 1500円~10000円程度