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黒い実がなる木

黒い実がなる木,植物

 

赤い実に続いて多いのが、黒あるいは黒紫色の実をつける木です。

黒い実は赤ほど目立ちませんが、同じように小鳥が集まり、私たちも食べることができるものもあります。

 

以下、おおむね実が成熟する順番に紹介しています。なお、それぞれの木の特徴や実以外の画像については、木の名前をクリックしてください。

 

ヤツデ 

 実の時期:4~5月

 実の直径:5~7mm

・日陰に強い庭木の定番 

・葉は大きな手のひらのよう

黒い実がなる木の名前
ヤツデ(4月)

 

 

 

エビヅル 

 実の時期:7月~

 実の直径:5~7mm 

・林縁で他の木に絡みついて育つ小さなブドウ

・美味しくはないが食べられる

葡萄のような黒い果実
エビヅル(7月)

 

 

 

アカメガシワ  

 実の時期:8月~

 実の直径:4~6mm

・実は黒光りする 

・郊外の道端や空き地に繁茂している

・花には芳香がある

小さな黒い実がある木
アカメガシワ(8月)

 

 

 

ナツハゼ 

 実の時期:8~10月

 実の直径:4~7mm

・紅葉がきれいな低木 

・実はブルーベリーのよう

黒い実のできる木,名前
ナツハゼ(9月)

 

 

 

イヌツゲ 

 実の時期:10月~

 実の直径:4~7mm

・丸や四角に刈り込まれることが多い 

・葉は小さく、深緑色

黒い実がなる植物の名前
イヌツゲ(11月)

 

 

 

ナギ 

 実の時期:8月~

 実の直径:10~15mm

・神社や海辺に育つが関東には少ない 

・実は白い粉をかぶる

・大木の樹皮は明るい茶色

表面に白い粉がある木の実
ナギ(8月) 中は黒いが表面は白い

 

 

 

クロモジ 

 実の時期:8月~

 実の直径:6~9mm

・実はビー玉のようにピカピカ 

・早春に黄色い花が咲く

・クスノキの仲間で枝には同じ香りがある

黒光りする果実,木
クロモジ(9月)

 

 

 

クスノキ 

 実の時期:8~11月

 実の直径:6~8mm

・街路や公園に多い大木 

・葉をちぎるとハッカのような香りが

実が黒い街路樹,名前
クスノキ(11月)

 

 

 

ニッケイ

 実の時期:9月~

 実の直径:7~12mm

・クスノキの仲間だが葉はより厚い

・かつて根はニッキとして使われた

・果実はくすんだ藍黒色で、たわわに稔る

木になる黒い実,種類
ニッケイ(9月)

 

 

 

ヤブニッケイ

 実の時期:10月~

 実の直径:10~20mm

・枝葉にニッケイのような香りがあるが、やや弱い

・ニッケイは中国産だが本種は在来種

・果実はニッケイに似る

黒い実のできる樹木
ヤブニッケイ(10月)

 

 

 

ゲッケイジュ

 実の時期:9月~

 実の直径:7~12mm

・葉は細長く、縁は波打つ

・葉に香りがありローリエとして料理に使われる 

・果実は黒光りする長楕円形で油分が多い

くろいみがなるきのなまえ
ゲッケイジュ(11月)

 

 

 

シロヤマブキ

 実の時期:8月~

 実の直径:5~7mm

・白い花が咲くヤマブキ 

・実は4つで一組が多い

黒い実のなる低木,種類
シロヤマブキ(9月)

 

 

 

ユズリハ 

 実の時期:9月~

 実の直径:9~12mm

・葉は大きくて軸が赤い 

・初夏に葉がいっせいに入れ替わる

くろいみがなるきのなまえ
ユズリハ(9月)

 

 

 

ダンコウバイ

 実の時期:9月~

 実の直径:8~10mm

・実は赤くなった後に黒く熟す

・初夏に黄色い花が咲く

・葉は長さ10センチほどで三つに分かれる

実が黒く熟す樹木
ダンコウバイ(9月)

 

 

 

オリーブ

 実の時期:10月~

 実の直径:20~30mm

・黒光りする果実はオリーブオイルに使われる

・シンボルツリーとして一般家庭に植え荒れることも

黒くて食べられる実
オリーブ(10月)

 

 

 

カクレミノ 

 実の時期:10~11月

 実の直径:10mm

・和風庭園の日陰に使われる 

・葉はツヤツヤでマントのような形

くろいみがなる植物
カクレミノ(10月)

 

 

 

ヒサカキ 

 実の時期:10月~

 実の直径:4~5mm

・花はガスの匂いがする 

・地方によっては葉を神棚に備える

黒い実ができる樹木,画像
ヒサカキ(12月)

 

 

 

ハマヒサカキ 

 実の時期:10月~

 実の直径:5~8mm

・葉はヒサカキより小さくピカピカ

・樹高は低く都会の植え込みにも使われる

・花にガスのような匂いがある

黒い実ができる樹木の種類い
ハマヒサカキ(10月)

 

 

 

イヌザンショウ 

 実の時期:10月~

 実の直径:3~6mm

・枝に鋭い棘がある 

・盛夏に薄緑色の花が咲く

くろいみ,山椒みたいな実
イヌザンショウ(11月)

 

 

 

ムクノキ 

 実の時期:10月~

 実の直径:8~12ミリ

・元「一里塚」にある大木

・樹皮はやや白っぽい 

・実はシワシワ

黒い果実のできる植物,名前
ムクノキ(12月)

 

 

 

ネズミモチ 

 実の時期:10~12月

 実の直径:7~10mm

・鳥の糞によって勝手に生える 

・名は果実がネズミの糞に似ることから

・垣根に使われることも

黒い実ができる樹木名
ネズミモチ(11月)

 

 

 

トウネズミモチ 

 実の時期:10月~

 実の直径:10~12mm

・葉はネズミモチより大きい 

・果実もより大きくて、たわわ

・これも実生によって繁殖する

木になる黒い果実
トウネズミモチ(12月)

 

 

 

サカキ 

 実の時期:11月~

 実の直径:4~8mm

・葉はヒサカキやハマヒサカキより大きい

・「神の依り代」として神事に使う

・夏に小さなツバキのような花が咲く

黒い実がなる木の種類
サカキ(11月)

 

 

 

イボタノキ 

 実の時期:11月~

 実の直径:5~7ミリ

・そこらじゅうに生える 

・葉は小さくて密生。実は藍色を帯びる

・花には独特の匂いがある

青黒い果実,樹木,特徴
イボタノキ(12月)

 

 

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