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イイギリ(飯桐)

iigiri tree

ナンテンギリ 実
実がナンテンに似るとして「南天桐」ともいう
イイギリ 樹木図鑑 画像
葉は20センチを超える大型
イイギリ 樹木 特徴
枝は縦横に広がるため、狭い庭には向かない
イイギリ 庭木図鑑 画像
春には葉陰にひっそりと花が咲く
イイギリの花 画像
雄花も雌花も黄色くて目立たない
イイギリの樹皮 画像
樹皮自体は白っぽいが、赤い点(皮目)ができる
ナンテンギリ 画像
赤い実は落葉後も長期間、枝に残るが・・・
イイギリの実 赤い実
鳥に落とされることも多い

【イイギリとは】

・本州、四国、九州及び沖縄の山地に自生する落葉広葉樹

 

・葉が大きく、夏には木陰を作ることから、かつては人が集まる公園などにもよく植えられた。

 

・木の姿が桐に似ていることと、その昔、大きな葉を食器代わりに飯を包むのに使われたことからイイギリ(飯桐)と名付けられた。

 

・桐と同様に材が軽いため、桐の代用に箱や下駄を作る材料となる。

 

・秋(11月ころ)になると葡萄のような直径1センチほどの赤い実が枝から垂れ下がる。実は落葉後も長期間、枝に残り、これを狙って小鳥が集まる。

 

・実がナンテンに似ていることから。別名「ナンテンギリ」という。ナンテンと同様に白い実の品種もある。なお、雌雄異株で、実がなるのは雌木。

 

【育て方のポイント】 

・枝が四方八方に伸び、下枝はなくなりやすい。剪定を好まないため、狭い庭には不向き。

 

・肥沃な土地を好むが、おおむね土質を選ばずに育つ。

 

・時として、さび病の発生が見られる。

 

【品種、類似種との見分け方】

・アオギリ

 東南アジアを原産とする。イイギリの葉はハート形だが、アオギリの葉は、イイギリより大きく、なおかつ3~5烈する。アオギリは枝や幹が緑色であり、容易に見分けられる。名前が似ているだけで姿形は相当異なる。

・エチオピアグーズベリー

 アフリカを原産とするイイギリの仲間。実を生で食べられるため、観葉植物として人気が高い。「ラブリーアップル」というニックネームで流通している。同じような観葉植物に「アビシニアン・グーズベリー」がある。

イイギリの特徴的な葉っぱは、デザインにも使用される

イイギリの基本データ

 

【分類】イイギリ科 イイギリ属

    落葉広葉 高木 

【学名】Idesia polycarpa

【別名】ナンテンギリ(南天桐)

    トウセンダンイギリ

    イヌギリ

【成長】早い

【移植】普通

【高さ】10m~20m 

【用途】公園/街路樹/工場

【値段】1500円~5000円