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ミズナラ(水楢)

Japanese oak mizu-nara

【ミズナラとは】

・北海道から九州まで日本各地の山地に幅広く分布する落葉高木。

・幹や枝に含まれる水分が多く、燃えにくいことから「水楢」と呼ばれる。

・本来、庭木として使うような木ではなく、建材や家具、楽器、ウィスキーの樽などを作る材料やシイタケの原木とされる。立地に当初からミズナラの植生がある場合、その景観を利用することもある。

・別名のオオナラは、コナラに大して樹高も葉も大きいことから(かつてオオナラとミズナラを別種とする説があったが、現在は同一のものとしている)。

・秋の紅葉は写真のように美しい。幼木のうちは赤く色付くものもあるが、成長に伴って黄葉することが多い。

・5月ころに長さ5センチ程度の穂状の花が咲き、秋には長さ3センチ程度のドングリができる。 

 

【育て方のポイント】 

・自生地は冷涼な山地で、肥沃な土壌を好むものの、環境適応力はあり、あまり手を掛けずに育てることができる。自然界ではブナと同じような場所に植生が見られるが、ブナよりは庭で育てやすい。

・基本的には日当たりと水はけの良い場所を好む。特に黄葉を楽しむ場合は日照が重要となる。

・樹姿は整えにくいが、成長が早く、大木となるため限られたスペースに植える場合は定期的に剪定する必要がある。剪定の適期は厳冬と酷暑を除いた時期。

 

【類似種との見分け方】

・コナラに似るが、ミズナラには葉の付け根の「葉柄」と呼ばれる部分がほとんどないため、容易に見分けることができる。

ミズナラの基本データ

 

【分類】ブナ科 コナラ属

    落葉広葉 高木

【学名】Quercus crispula Blume

【別名】オオナラ

【成長】早い

【移植】ふつう

【高さ】10m~35m

【用途】公園/雑木の庭/緑地

【値段】500円~5000円