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ニワウルシ(庭漆)

tree of heaven

庭ウルシ 葉っぱ
葉は長さ1mを超える
シンジュ ニワウルシ 開花時期
ニワウルシの花は6~8月に咲く
tree of heaven in Japan
綺麗とはいいがたいが、作りは細かい
シンジュユ 樹木 特徴
「神樹」らしい壮大な樹形になる
ニワウルシ 実
でき始めの実は赤みを帯びる
紅葉 黄葉 ニワウルシ
紅葉の様子(幼樹)
ニワウルシ 樹木図鑑
冬になると白くなり、種の形が見えてくる
庭漆 庭木 特徴
遠目からは花のようにも見える(冬の様子)

【ニワウルシとは】

・中国北部を原産とする落葉広葉樹で、日本へ渡来したのは明治10年ごろ。成長が早いことに加えて葉が大きく、容易に木陰を作ることができるため、当初は街路樹や公園樹、桑の代用として蚕の餌に使われた。

 

・種子のみならず地下茎によって次々に新苗を出し、耕作放棄地などの空き地、河原のみならず、城の石垣など至るところに侵食する爆発的な繁殖力を持つ。また、葉や樹皮から他の植物の生育を阻害する物質が作られ(アレロパシー効果)るため、ニワウルシの周りでは他の植物が育ちにくくなる。こうした理由から今日では駆除の対象とする地方もある。

 

・ウルシに似た葉を持つが、樹液で「かぶれる」ことはないため、庭に植えられるウルシという意味でニワウルシと名付けられた。しかし、大木となるため庭植えには向かない。

 

・別名の「シンジュ(神樹)」は英語名「tree of heaven」の訳であり、天に届くほど早く、大きく育つ意からきている。枝分かれが少なく、壮大な樹形で、時には30mほどの高さに至る。

 

・葉はウルシとチャンチンのちょうど中間のような形状で、下面には大型の密腺があり、葉肉はゴマ油のような独特の匂いがある。

 

・雌雄異株で雄株にできる実は鮮やかな赤みを帯びるため遠目にも目立つ。種子には翼があり、風で四方へ飛び散ることで繁殖する。

 

【育て方のポイント】

・強靭な性質を持ち、日向であれば勝手に育つ。害虫も少ない。

・今日では何らかの意図がない限り、人為的に植えるようなものではない。

 

【似ている木】

チャンチン

ハゼノキ

タラノキ

ニワウルシの基本データ

 

【分類】ニガキ科 ニワウルシ属

    落葉広葉 高木 

【学名】Ailanthus altissima

【別名】シンジュ

【成長】かなり早い

【移植】簡単

【高さ】15m~20m 

【用途】公園/街路樹

【値段】買って植えるような木ではない