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ケンポナシ(玄圃梨)

Japanese raisin tree

ケンポナシ 変な実
奇妙な形の「花梗」は全て形が異なり、見ていて飽きない
テンポナシ ケンポナシ
春の様子
ケンポナシとは
蕾と新葉の様子
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ケンポナシの葉っぱ
けんぽなし 開花時期
ケンポナシの花は7月頃にひっそりと咲く
Japanese raisin tree,fruits
熟しきった実の様子 おいしそうには見えない
Japanese raisin tree
実の付け根は「肉質化」する この部分も甘みがあって食用となる
ケンポナシの樹皮 画像
樹皮の様子

【ケンポナシとは】

・東北地方に多いクロウメモドキ科の落葉高木。奥尻島から九州まで日本全国の山地に自生し、中国や韓国にも見られる。枝葉や実から抽出される「ケンポナシエキス」は二日酔い防止に効果があるとされ、健康補助食品に使われる。この果実酒を飲めば酒に酔わないという伝承がある。

 

・6~7月にかけて画像のような淡い緑色の花が咲く。花の直径は7ミリほどで人間には目立たないが、蜜を求めて蜂などがよく集まる。ケンポナシの蜜で作ったハチミツは質が良いとして好まれる。

 

・花の後に、「花梗」が肉質化し、そこに球形の果実ができる。果実と肉質化した花梗は甘みがあり、味は梨に似る。霜が降りる頃になれば生食できるが、風で枝ごと飛ばされやすく、食べるタイミングは難しい。落下したものは自然の甘味料として漬物や煮物に利用できる。

 

・ケンポナシという変わった名前の由来には諸説あるが、①実の様子が病気やケガで手を患った状態「手棒(てんぼう)」に似ていることから、②中国で神仙の住む山「懸圃(けんぽ)」に見られた、との説がある。②の説にちなんで中国では、この実を食べると水難を逃れることができるとされる。

 

【育て方のポイント】

・土質を選ばず丈夫に育ち、ほとんど手がかからない。

 

・風通しの良い、乾燥気味の場所を好むが、川沿いに植えられることも多く、適応力はある。

 

花や実を存分に楽しむためには日向に限るが、半日蔭でも育つ。

 

・樹形が大きくなるため、一般家庭には向かない。進んで庭木として使うようなものではなく、公園や寺社に昔の木が残っているケースが多い。

 

【品種】

・ケケンポナシ(毛玄圃梨)

 葉の裏や果実に毛が密生する品種で、西日本ではケンポナシよりも個体数が多い。

・ヒロハケンポナシ(広葉玄圃梨)

 葉の幅が広い品種で、東北地方に見られる。

・フイリケンポナシ(斑入り玄圃梨)

 葉に模様が入る品種

ケンポナシ「02P09Jul16」
価格:1944円(税込、送料別)

ケンポナシの実

ケンポナシの基本データ

 

【分類】クロウメモドキ科 ケンポナシ属

    落葉広葉 高木

【学名】Hovenia dulcis

【別名】テンポノナシ/ケンポコナシ

    テンボナシ

【成長】やや早い 

【移植】簡単 

【高さ】15m~20m 

【用途】花木/公園 

【値段】500円~