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タブノキ(椨の木)

Tabunoki

タブノキ 大きさ
タブノキは成長が早く、大木が多い
椨 越冬
タブノキの冬芽
椨 樹木
新芽が伸びる時期は花が咲いているように見えるが・・・
タブノキの花 画像
本当の花はコレで、5月頃にひっそりと咲き、目立たない
イヌグス 葉っぱ
葉は肉厚で光沢がありマテバシイに似るが、より小さい
イヌグス 葉っぱ 画像
葉の裏側は白っぽい
タブノキの実 画像
秋に熟す実は、野鳥が好んで食べる
皇居のタブノキ
丹念に剪定されたタブノキ(皇居東御苑)
椨 線香
樹皮は線香の原料になる

【タブノキとは】

・暖地の海辺に自生する常緑樹。北海道及び東北北部を除く日本全国に見られる。成長が早く大木になりやすいことから材は船、家具、枕木などを作るのに使われ、人工的に植えられることも多かった。現代でも同様の理由から街路樹や公園樹として使われる。

 

・葉が厚く、枝葉の密度も高いため、防風林や防火樹として利用されることもある。なお、新芽はクスノキなどと同じように赤い。

 

・あまり目立たないが5月頃に黄緑色の小さな花を咲かせ、秋になると黒い実ができる。実は果肉が少なくエグ味があるものの、食べられなくはない。

 

・粉末にした樹皮が線香の材料に使われることで有名だが、クスノキに比べて用途が少ないため「イヌグス」という別名がある。

 

【育て方のポイント】

・東北地方の日本海側にも見られるなど耐寒性があり、地下に海水が浸入するような海辺でも育つ耐潮性もある。

・クスノキ同様、病害虫に強い。

・日陰にも耐える。

・強風、潮風に強い。

・株立ちで見ごたえのある枝ぶりになるが、全体に大ぶりな木であり、一般家庭には難しい。

 

ホソバタブの葉っぱ
ホソバタブ

【類似種との見分け方】

 

・別名アオガシと呼ばれる「ホソバタブ」は、その名のとおり葉の幅が細い樹種。庭木として使われることはあまりない。(ホソバタブとアオガシは別種とする説もある。)

タブノキの基本データ

 

【分類】クスノキ科 タブノキ属

    常緑広葉 高木

【学名】Machilus thunbergii

【別名】イヌグス/タマグス

【成長】早い

【移植】やや難しい

【高さ】10m~15m

【用途】公園/防風林

【値段】500円~1000円