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オオモクゲンジ/おおもくげんじ

Golden-rain tree

おおもくげんじ,樹木
花の時期にはカラフルになるが知名度は低い
大モクゲンジ,おおもくげんじ,木,特徴
冬芽は独特の形状になる
おおもくげんじ 新葉
新芽の様子
オオモクゲンジの葉,おおもくげんじ,図鑑
葉の長さは10センチほどで、モクゲンジよりも大きい
フクロミモクゲンジ,おおもくげんじ,葉
葉の裏面
Golden-rain tree,flower
オオモクゲンジの蕾
フクロミモクゲンジ 花
開花期(9月頃)の様子 
オオモクゲンジの花,おおもくげんじ,黄色
英語名「ゴールデンレインツリー」 
フクロミモクゲンジ,オオモクゲンジ
一輪一輪はモクゲンジよりも小さい
Golden-rain tree,Japan,flower
袋状の実も一緒になればゴージャスに
袋のような実がなる
実のなる時季には「あれ何の木?」と話題になることも
袋実もくげんじ,おおもくげんじ
フクロミ(袋実)モクゲンジとの別名がある
おおもくげんじ
秋には木の下に無数の果実が落ちている
おおもくげんじ,タネ
オオモクゲンジの種子
もくげんじ 紅葉 黄葉
黄葉の様子
Golden-rain tree
真冬のオオモクゲンジ
おおもくげんじ,樹木図鑑
オオモクゲンジの樹皮

【オオモクゲンジとは】

・中国及び朝鮮半島の南部を原産とするムクロジ科の高木。モクゲンジよりも葉が大きいため名付けられた。

 

・9月ごろにモクゲンジよりやや小さい花を咲かせる。英語名の「Golden-rain tree」は開花の様子を示したもので、満開期は黄色の雨が降り注ぐかのように荘厳な景観を作る。

 

・実は画像のような特徴的な形状で、別名のフクロミ(袋実)モクゲンジのとおり袋状になる。長さは5センチ以上でピンク色を帯び、遠目からもよく目立つ。

 

・一枚の葉は長さ4~9センチの楕円形。これが複数集まって長さ30センチほどの羽根状になる。秋には美しく黄葉する。

 

【オオモクゲンジの育て方のポイント】

・花の少ない時期に開花する貴重な木ではあるが、基本的に大木であり、家庭での植栽には適さない

 

・土質は問わず丈夫に育つが、日当たりの良い、開けた場所に植えるのがよい。

 

【モクゲンジとの見分け方】 

モクゲンジは夏(7~8月上旬)に開花、オオモクゲンジは初秋(9月)に開花する。

 

・モクゲンジの葉はギザギザがあったり複雑な形になったりするが、オオモクゲンジは別名(マルバモクゲンジ)のとおり、基本的には丸に近い葉を持つ。(幼樹は除く)。

モクゲンジとオオモクゲンジ
モクゲンジの葉
オオモクゲンジとモクゲンジ
オオモクゲンジの葉

見分け 区別 特徴
モクゲンジの花
見分け方 違い
オオモクゲンジの花

オオモクゲンジの基本データ

 

【分類】ムクロジ科 モクゲンジ属

    落葉広葉 高木

【漢字】─(おおもくげんじ)

【別名】フクロミモクゲンジ/マルバモクゲンジ

    マルバノモクゲンジ/フクワバモクゲンジ

【学名】Koelreuteria

    bipinnata Franch

【英名】Golden-rain tree

【成長】やや早い

【移植】普通

【高さ】10~20m

【用途】シンボルツリー

【値段】

 

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