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ハンカチノキ

Dove tree

ハンカチの木 花
花言葉はハンカチにちなんで「清潔」
ハンカチの木 花の時期
開花時期は4~6月 本来の花は、中央の黒紫色のところ
はんかちのき 実
ハンカチノキの実は6月ころからでき始め・・・
ハンカチの木 実
10月頃に熟す
Dove tree,leaf
ハンカチノキの葉は直径10センチほどになる
Dove tree,leaves,picture
高さは15m程度になる
ハンカチノキの紅葉 黄葉
環境がよければ、秋に美しく紅葉する
ハンカチの木 幹
樹皮の様子
Dove tree,picture
冬芽の様子

【ハンカチノキとは】

・その名のとおり、4月下旬~6月上旬になると、枝にハンカチがぶら下がったかのような花を咲かせる。ハンカチに見える部分は花弁ではなく「苞」と呼ばれるもの。

 

・中国南西部原産で、メタセコイアと同様、絶滅したと考えられていたが、19世紀後半になってから神父ダヴィディア(アルマン・ダヴィッド)によって発見された。別名のダヴィディアはこれにちなむ。(ちなみに神父ダヴィディアは、ジャイアントパンダの発見者としても知られる。)

 

・現代ではヨーロッパを中心に公園や庭園に植栽されて親しまれる。日本では平成時代になってから苗木が簡単に手に入るようになり、シンボルツリーとして使われることが増えてきた。

 

・秋にできる実は胡桃のように硬く、大きさはキウイフルーツほどになるものもある。

  

【育て方のポイント】

・多くの日照を必要とする陽樹であるが、湿気のある半日陰を好む。

 

・寒さに強く、土質も選ばない。耐暑性は普通程度。

 

・ある程度の成木(10年以上)にならないと「ハンカチ」ができない(園芸品種「ソノマ」は一歳でもハンカチをつける。)。

 

・自然樹形が美しく、手をかけずに育てられる。ただし広いスペースが必要で、剪定すると樹形が乱れやすい。

 

【品種、類似種】

・上記のソノマ以外には、葉にライトグリーンの模様が入る「斑入りハンカチノキ」という品種に人気がある。

 

・夏になると「コンロンカ」という南国生まれの植物が「ハンカチの花」あるいは「ハンカチの木」として鉢に入って店先に出回るが、これはアカネ科で、本種とはまったくの別物。

ハンカチノキに似た木 植物
ハンカチの花「コンロンカ」

ハンカチノキの基本データ

 

【分類】ミズキ科 ハンカチノキ属

    落葉広葉 高木

【学名】Davidia involucrata

【別名】鳩の木/幽霊の木

    ゴーストツリー/ダヴィディア

    オオギリ

【成長】ふうつ

【移植】ふつう

【高さ】5m~15m

【用途】シンボルツリー/花木/公園

【値段】1000円~20000円程度