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ハナミズキ(花水木)

Dogwood

dogwood,picture
樹形
dogwood

花水木 写真 図鑑
花の様子(ピンク花)
はなみずき 花
花の様子(白花)

ハナミズキ 実 写真
実の様子
ハナミズキの実 画像

leaf of dogwood
ハナミズキの葉っぱ
ハナミズキの紅葉 画像
紅葉期の様子

ハナミズキ 蕾
ツボミの様子
trunk of dogwood
幹の様子

【ハナミズキとは】

・アメリカ東部及びメキシコ北東部を原産とする花木。

・明治42年ごろに東京市長の尾崎行雄がワシントンへサクラを贈呈した返礼として、この木が日本へやってきた。今では北海道から九州までの広い範囲に植栽される。新宿御苑には寄贈当時の原木が残る。

・日本に自生し、コケシの材料として知られる「ミズキ」よりも花が目立つことから「花のミズキ」でハナミズキとなった。花びらのように見える部分は花ではなく「総苞片」と呼ばれる器官。

・花のみならず紅葉や実など、年間を通じて観賞価値がある。また、実には小鳥が集まる。

・英語名の「ドッグウッド」は、ハナミズキの樹皮を煎じたものが犬のノミ退治に効果があるとされることから。

・一般的には白花よりピンク系統の品種の方が成長が緩やかで、狭い庭に適している。

  

【育て方のポイント】

・街路樹にも使われるほど丈夫な樹木だが、基本的には湿気を好み、乾燥、強い日差し、暑さに弱い

・放任しても樹形がまとまりやすく、中途半端に剪定すると樹形が乱れる。

・花が上を向いて開くため、成長するに従って観賞しにくくなる。

・病害虫に比較的強い。(まれにウドン粉病など)

 

【品種】

・ハナミズキの品種としては、花が八重咲き(アルバブレナなど)のものや、枝が垂れるもの、葉に黄色い模様が入るもの(デイブレイク、チェロキーサンセット、レインボーなど)が知られる。

 

【ハナミズキとヤマボウシの見分け方】

   ハナミズキ         ヤマボウシ
   ハナミズキ         ヤマボウシ

・しばしば比較される両者ですが、葉は御覧のような感じです。

感覚的にいえばハナミズキは「カサカサ」で、ヤマボウシは「テカテカ」したビニールのような感じです。

しかし、季節や環境によっては見分けづらいのも確かです。葉っぱ以外の見分け方は以下のとおりです。

 


①ハナミズキの樹皮(幹の皮)はゴツゴツしてひび割れている。ヤマボウシはツルツルしている。

②ハナミズキは花が咲いてから葉が出る。ヤマボウシは葉が揃ってから花が咲く。

③ハナミズキの花(包)は先端が凹んでいるか丸い。ヤマボウシは尖っている。

④ハナミズキの方が2週間ほど早く開花する。

 

しかし最近では両者の交配種である「ステラピンク」という品種もあって、見分けが厄介になっています・・・。

 

ハナミズキの基本データ

 

【分類】ミズキ科/ミズキ属

    落葉広葉/高木 

【学名】Benthamidia florida

【別名】アメリカヤマボウシ/ドッグウッド

    アメリカハナミズキ 

【成長】やや遅い 

【移植】普通 

【高さ】5m~8m

【用途】花木/シンボルツリー

    街路樹/公園  

【値段】2000円~30000円程度