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ハコネウツギ(箱根空木)

Hakone-utsugi

ウツギの種類
二色の花が咲くハコネウツギは人気が高い
二色空木 源平空木
花言葉はアジサイと同様に「移り気」
ウツギ 種類 見分け
花の後にできる実が特徴的で、見分けやすい
はこねうつぎ 葉っぱ
ハコネウツギの若菜は食用になる
源平ウツギ 葉っぱ
新葉の様子
咲分けウツギ 葉っぱ
葉は大きく、長さ10センチ程度になる
ハコネウツギ 特徴
幹から無数の細かな枝を生じるのが大きな特徴
空木の種類
樹高は5mにも達する

【ハコネウツギとは】

・ハコネウツギは日当たりの良い海岸近くに見られる。特に箱根近辺に偏って分布するため命名されたが、自生は少なく、かつて箱根辺りに植栽された物が野生化したと考えられている。

 

・5月から6月にかけて咲くラッパ状の花は、白色から順次、薄ピンク、紅色と三段階に変化していく。またこれら三色が一つの枝に同時に着生するため見応えがある。別名のゲンペイウツギ、サキワケウツギはいづれもこうした花の色の変化にちなむ。

 

・かつて若菜を食用としたこともあった。

 

【育て方のポイント】

・放置すれば大きくなるが、芽を出す力が強く、剪定にも耐えるため、花後に切り戻せば背丈が低いまま管理できる。 

・潮風に強いため、防潮用樹として海沿いの緑化に用いることができる。 

日陰では生育が悪いものの、半日陰程度であれば開花するため、他の木の下草として使うこともできる。 

・暑さ、寒さ、大気汚染、病害虫に強い。

・挿し木で簡単に増やすことができる。

 

【類似種との見分け方、品種】

・通常「ベニウツギ」といえば同じスイカズラ科タニウツギ属の「タニウツギ」を示すことが多いものの、ハコネウツギをベニウツギと称する場合もあり混乱しやすい。タニウツギの花はピンク(あるいは白)一色であり、ハコネウツギのような変化はない。

 

ハコネウツギの基本データ


【分類】スイカズラ科 タニウツギ属

    落葉広葉 低木 

【学名】Weigeia coraeensis

【別名】サキワケウツギ/ゲンペイウツギ

    ベニウツギ 

【成長】早い

【移植】簡単

【高さ】2m~5m

【用途】花木/公園/切り花

【値段】600円~2000円程度