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タムシバ(田虫葉)

Willow-leafed magnolia

コブシとタムシバ 見分け
タムシバの花
区別 コブシ タムシバ
花の下に葉がないのがコブシとの違い
タムシバ 樹木図鑑
雪の重みで樹形が乱れやすい
タムシバとコブシの違い
コブシより明らかに幅が狭い

【タムシバとは】

・本州、四国及び九州の山地や深山に分布する落葉樹。西日本と雪深い日本海側に多く、関東地方ではほとんど見られない。

 

・風変わりな名の由来には、葉っぱにタムシ状の白い斑点があることから「タムシバ」、あるいは、葉を噛むと甘みがあるため「カムシバ」、これが転訛してタムシバとなったという二つの説がある。葉にとどまらず、樹皮、枝にも甘い香りがある。

 

・葉に先立って咲く花は直径6~10センチほどで、コブシより大きいものが多く、香りもより強い。また、コブシは花の下に小さな葉があるが、タムシバは葉がないため見分けられる。

 

・タムシバの葉はコブシより幅が狭く、裏側が白い。雪が多い地域に生じるため、冬芽は銀色の長い毛に包まれ、越冬の姿も美しい。

 

【育て方のポイント】

・日向であれば土質を選ばず丈夫に育つが、暑さにはやや弱い。

・強風、潮風、痩せ地にも強い。

・時折テッポウムシの被害に遭うこともあるが、基本的には病害虫に強い。

・成長が遅く、手間もあまりかからないが、実生から育てると開花までに時間がかかる。また、大きくなると開花が隔年になりやすい。

【品種】

・ヒロハタムシバ

 その名のとおり葉の幅が広い品種で、九州南部に自生する。

・ワダズメモリー

 コブシとの雑種と考えられる品種で、花つき、香りがより良い。

タムシバの基本データ

 

【分類】モクレン科/モクレン属

    落葉広葉/高木

【学名】Magnolia salicifolia

【別名】ニオイコブシ/カムシバ

    サトウシバ

【成長】遅い

【移植】困難(実生で育てる)

【高さ】3m~10m

【用途】花木・公園

【値段】000円~