スモモ(酸桃)

Japanese plum

スモモの花 画像
スモモの花(品種は「太陽」)

【スモモとは】

・中国、日本及び朝鮮半島を原産とする落葉広葉樹。日本では古事記や万葉集の時代から薬用樹として親しまれるが、現在普及しているスモモは在来種ではなく、アメリカ等で品種改良され、逆輸入されたもの。

 

・4月の初めころ、葉に先立って写真のような白い花を咲かせ、6月~8月に黄色~紫色の実ができる。

 

・桃に似た酸っぱい実ができるためにスモモ(酸桃)と名付けられたという説と、桃と違って実に毛がないため「素桃」と名付けられたという説がある。別名のハタンキョウは「牡丹杏」が転訛したもの。

 

・葉は細長く、形状は柳に似る。秋に紅葉する。

 

【育て方のポイント】

・日向を好む典型的な「陽樹」であり、日陰では花が実ができにくい。しかし、その一方で乾燥には弱いため、根元の保護や夏場の灌水など手間が必要となる。

 

・果実は短い枝にできるため、定期的な剪定によって短い枝を発生させる必要がある。画像のような放任気味の樹形では収穫量が乏しい。

 

・スモモは自家受粉せず、花粉を媒介するはずの昆虫が少ない時期に開花する。このため、確実に実をつけるには人工授粉させる必要がある。その上、品種にもよるが、モモコフキアブラムシ、コガネムシ、黒斑病、フクロミ病(果実の外側が白くなる)など病害虫の被害に遭いやすく、家庭で手軽に収穫というわけにはいきにくい。一般的にプルーン、プラムと呼ばれるセイヨウスモモであれば多少育てやすい。

 

【品種】

・サンタローザ、ビューティー、ソルダム、大石早生など多数

スモモの基本データ

 

【分類】バラ科/スモモ属 

     落葉広葉/小高木 

【学名】Prunus salicina

【別名】ニホンスモモ/ハタンキョウ

【成長】早い

【移植】普通

【高さ】5m~7m

【用途】花木/果樹/台木

【値段】800円~