ウルシ(漆)

Lacquer tree

漆 葉っぱ かぶれる
かぶれる人が多いウルシの葉
ウルシの葉っぱ 画像
陽射しに透ける若葉は美しい
漆の黄葉 木
黄葉の様子
漆の樹皮
樹皮の様子

【ウルシとは】

・中国やインドなどを原産とする落葉樹。肌にふれるとかぶれることで知られる樹液には「ウルシオール」という成分が含まれる。かつて漆器用に植栽されたものが放任、拡散し、全国の野山に自生するようになった。元々、日本の山に自生していたウルシは「ヤマウルシ」と呼んで区別する。

 

・枝を切った際に出る樹液は乳白色だが、乾燥してくると黒色に変わる。樹液は葉をちぎっても出てくる。

 

・「塗る汁」あるいは、汁がしたたることから「閏汁」、これらが転訛してウルシと呼ばれるようになった。

 

・初夏に黄緑色の小花を咲かせ、秋にはクリーム色の実ができる。

 

・雌雄異株で真っすぐに伸びる。年齢を経るに従って幹は写真のように割れてくる。

 

【育て方のポイント】

・樹液を採取する(=漆掻き)ための特用樹であって、個人の庭に植えることはほとんどない。稀に紅葉(黄葉)を鑑賞するためにあえて植栽されることがあるものの、寒冷地でなければ半端な紅葉に終わる。

 

・樹勢は強く、日向であれば土質を選ばずに育つ。

 

・ウルシの仲間ではスモークツリー(黄櫨)が庭木として使われる。ただし、ウルシほどではないものの、スモークツリーにもウルシオールが含まれるため、肌が敏感な人は避けた方がよい。

 

ウルシの基本データ

 

【分類】ウルシ科/ウルシ属

    落葉広葉/高木

【学名】Rhus verniciflua

【別名】

【成長】早い

【移植】簡単

【高さ】7m~10m

【用途】漆汁の採取

【値段】800円~3000円