アンズ(杏)

Common apricot

アンズ 花 写真
アンズの花
flower of apricot in Japan

flower of apricot in Japan
アンズ 実 写真
アンズの実

アンズ 葉っぱ 写真
アンズの葉
アンズ 樹形
アンズの樹形(春)

【アンズとは】

・春の訪れとともに咲くピンクの花は、果樹の中では群を抜いて美しい。ウメに似るがウメよりも花が大きく、花付きがよい。 

・中国北部及びモンゴルを原産とするが、日本へ渡来した時期は古く、平安時代には薬用植物として栽培されていた。当初は「中国の桃」を意味する「カラモモ(唐桃)」と呼ばれており、万葉集にも唐桃として登場する。アンズと呼ばれるようになったのは江戸時代に入ってからのこと。

・学名には旧ソ連のアルメニア共和国の名が使われているが、これはヨーロッパに初めて伝わった際に、アルメニア産だと勘違いされたことに由来する。

・初夏に黄熟する酸味の強い実は生食のほか、ジャム、シロップ漬け、果実酒、ドライフルーツとして利用される。アンズの種子は生薬「杏仁(キョウニン)」として咳止めの等に使われる。種子は果肉から離れるようにできる。

・上手に管理すれば毎年たくさんの収穫を楽しむことができる。

 

【育て方のポイント】

・寒さに強く、空気が乾燥した寒冷地を中心に栽培される。栽培適地はリンゴと同一。 

・日当たりを好み、日陰では生育が悪い。また、水はけの良い肥沃な土地を好む。 

・実付きをよくするためには芯を止め、短い枝を数多く残すようにして、なおかつ人工授粉を行う。

 

【品種】

・栽培品種にはヨーロッパ系と東アジア系のものがあるが、家庭用としては「甚四郎」「新潟大実」「平和」といった品種が向いている。また、花が白いシロアンズもある。 

アンズの基本データ


【分類】バラ科/サクラ属

    落葉広葉/小高木

【学名】Prunus armeniaca

【別名】カラモモ/アプリコット 

【成長】早い 

【移植】簡単

【高さ】3m~10m

【用途】花木/果樹/シンボルツリー 

【値段】1000円~5000円