庭木図鑑 植木ペディア > アズキナシ

アズキナシ(小豆梨)

Mountain Ash

アズキナシ 実 時期
10月頃に小豆のような実ができる
ハカリノメ 雑木 実
実の直径は1センチ弱と小さい
アズキナシの花 画像 開花時期
花は初夏(5~6月)に咲く
ハカリノメ 花
アズキナシの花は蕊が目立つ
アズキナシ 葉っぱ 特徴
新葉の様子
アズキナシ 葉っぱ
葉の様子(表面)
ハカリノメ 写真
葉の様子(裏面)

Mountain Ash,tree
黄葉の様子
小豆梨 木 特徴
条件が良ければ高さは15~20mになる
ハカリノメ 樹木
落葉期の様子

【アズキナシとは】

・近年、雑木の庭に好んで使われるようになったアズキナシは北海道から九州の広い範囲に自生するバラ科の落葉樹。端整な樹形、花、実と観賞性が高いため密かに人気がある。

 

・10月頃できる実は外見がアズキに似ており、梨と同じような「石細胞」を持つことからアズキナシと名付けられた。

 

・いわゆる雑木の中で赤い実がなるものはいろいろとあるが、アズキナシがもっとも育てやすい。

 

・アズキナシは実以外にも、丸い花びらの可憐な花や、黄葉も楽しめるとあって人気が高まっている。

 

・別名「ハカリノメ」は、アズキナシの葉にある線(葉脈)が規則正しく並び、まるで「測りの目」のようであることからきているとする説と、同じように、枝にできる白い「皮目」が整然と並び、目盛りのように見えることからきているという説がある。

 

【育て方のポイント】

・丈夫で育てやすい。

 

・若い木には花も実もつかないため、ある程度成長を待つ必要がある。

 

・寒冷地を好み、町中ではあまり大きくならないため管理しやすい。

 

・アブラムシが発生しやすいものの、基本的には病害虫の被害が少ない。

 

・あまり場所を選ばずに育つが、西日にはやや弱い。

 

・自然樹形を楽しむものであり、剪定には向いていないが、高木となるため、狭い庭では定期的に剪定する必要がある。よって剪定にはセンスと技術が必要になる。

 

【品種、類似種との見分け方】

・同じナナカマド科のウラジロノキに似るが、ウラジロノキは文字どおり葉の裏が白い(綿毛で覆われている)のに対し、アズキナシは裏が白くない。

 

・アズキナシにはオクシモアズキナシやフギレアズキナシといった種類がある。

アズキナシの基本データ


【分類】カバノキ科/ナナカマド属

    落葉広葉/高木

【学名】Sorbus alnifolia

【別名】ハカリノメ(秤目)/ヤマナシ

    カタスギ

【成長】早い 

【移植】ふつう 

【高さ】5m~20m

【用途】花木/シンボルツリー

【値段】500円~15000円