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アカシデ(赤四手)

Japanese loose-flowered Hornbeam

アカシデ 新芽
春先の様子
赤芽ソロ 花
アカシデの花
赤芽ソロ 花
垂れ下がるのは雄花
アカシデ 画像
新緑と花の様子
Japanese loose-flowered Hornbeam
新しい枝は赤い
アカシデ 実 画像
果穂の様子(5月)
あかしで タネ
アカシデの種は長さ3mmほど
アカシデ 紅葉 画像
アカシデの紅葉
Japanese loose-flowered Hornbeam
環境によっては「黄葉」する
アカシデ 樹皮
樹皮はイヌシデに似ており、見分けが難しい

【アカシデとは】

・北海道から九州まで、日本全国の山地に見られる落葉樹。特に関東地方の雑木林では普通に見かける。

 

・別名を「アカソロ」という。ソロと呼ばれる木は他に、イヌシデクマシデがあるが、それらに比べて小ぶりであり、新芽が赤く、幹、葉を始めとした木全体も赤みを帯びることから、アカシデ、赤芽シデ、赤目シデなどとも呼ばれるようになった。紅葉も写真のように赤みがある。

 

・長く垂れ下がる雄花が紙垂(=シデ:注連縄や玉串につけて垂らす紙)に似ていることから~シデと呼ばれる。花期は3~5月で、開花と共に新葉が展開し始める。

 

ケヤキに似た箒状に育つが、ケヤキほど大きくならないため、小スペースで雑木林の野趣を演出したいときに用いられる。

 

・アカシデの材は器具や床柱に使われる。

 

【育て方のポイント】

・一年を通じて木全体に赤味があって美しいが、特に新緑と秋の紅葉は観賞価値がある。

 

・病害虫が少ない。

 

・自然樹形に観賞価値があるため、人工的に剪定するのは不向き。樹形は剪定しなくても整いやすいため初心者に向いている。

 

【品種】

・枝が枝垂れる「シダレアカシデ」がある。東京都西多摩郡日の出町にある幸神神社のシダレアカシデは樹齢700年を超え、天然記念物に指定される。

枝垂れアカシデ 画像
シダレアカシデ

 

【イヌシデとアカシデの見分け方】

 幹は似ているが、アカシデの葉はより小さく、葉柄を含めて赤みを帯びているのが最大の特徴。盆栽の世界ではシデを「ソロ」と呼ぶこともあるが、イヌシデを「シロソロ」、アカシデを「アカソロ」と呼んで区別することもある。また、イヌシデの葉にはたくさんの毛があることも大きな違い。なお、イヌシデについてはこちらのページ

イヌシデとアカシデの違い
イヌシデ~毛が多くてザラザラ
イヌシデとアカシデの見分け方
アカシデ~葉の付け根が赤い

アカシデの基本データ

 

【分類】カバノキ科/クマシデ属

     落葉広葉/高木

【学名】Carpinus laxitflora

【別名】ソロ/ソロノキ/アカソロ

    シデノキ/コソネ

    アカメゾロ

     漢字表記は「赤四手」「赤幣」

【成長】早い

【移植】ふつう

【高さ】10m~15m

【用途】雑木/盆栽/シンボルツリー

【値段】1000円~20000円