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アオギリ(青桐)

Chinese parasol tree

アオギリの葉っぱ 画像
英語ではパラソルツリーだが、傘になるほど大きくはない
アオギリの花 画像
開花期(6~7月)の様子
青桐 花 時期
房状に、たわわに開花するが、一輪一輪は小さい
Chinese parasol tree,picture
アオギリの花は暑さが厳しくなり始めるころ、密かに咲く
Chinese parasol tree,seeds
アオギリの実は、花よりも派手に展開する
Chinese parasol tree,fruits
なんとも神秘的な造形に目を疑いたくなる
青桐 実 画像
アオギリの実はコーヒーの代用になるという(冬の様子)
アオギリの紅葉 黄葉
秋に黄葉するがすぐに茶色になる
あおぎり 樹木図鑑
樹齢の若い木は樹皮が緑色がかっている
アオギリ 剪定
街路、公園、マンションなどではこのように無残に剪定されやすい

【アオギリとは】

・琉球(沖縄)、台湾及び中国南部等の亜熱帯を原産とする落葉樹で、奈良時代に日本へ渡来し、伊豆半島、紀伊半島、四国及び九州で野生化した。(日本も原産地であるとの説もある。)

 

・葉がキリに似て、幹が緑色であるためアオギリと呼ばれる。漢字表記は「梧桐」(中国名から)とすることもある。葉は大型の掌状で、浅く3~5つに裂け、裏には毛がある。

 

・初夏に咲く花は、小さな黄色い花が集まった円錐状で、蜂がよく集まり、「アオギリはちみつ」という蜂蜜が市販されている。

 

・10月ごろになると長さ8センチほどの、いびつなエンドウマメに似た実ができる。中には直径8ミリほどの丸い種子が数粒入っている。冬になると写真のように舟形に落下する。

 

・アオギリは幹でも光合成を行うため緑色になっている。樹皮は丈夫であり、織物に使われる。

 

・枝や幹は直線的であり、樹形に鑑賞価値は乏しいが、葉が大きく木陰を作りやすいことから公園樹や街路樹として使われることが多い。一般家庭においては、枝葉が広がり過ぎないよう、太い幹を途中で切断した「寸胴きり」という形で管理されることが多い。

 

・中国では伝説上の霊鳥「鳳凰」が止まる木とされるとともに、棺を作るのに最良の材とされる。また、いわゆる「桐の紋章」は桐ではなく本種をモチーフにしている。

 

【育て方のポイント】

・基本的には温暖な土地を好み、日当たりが良い場所なら、土質を選ばず丈夫に育つ。

 

・切っても切っても芽が出てくることから、コブ状に剪定されることが多い。成長が大変早く、小さな庭で自然な樹形で維持するのは難しく早晩、伐採されることが多い。

 

・大気汚染などの公害に強く、成長も早いためかつては公園の造成や街路樹に使われることが多かったものの、ヒメマルカツオブシムシの被害が多く、利用される機会が減ってきた。

 

アオギリの基本データ

 

【分類】アオギリ科/フィルミアナ属

     落葉広葉/高木 

【学名】Firmiana simplex

【別名】ソウゴ/ヘキゴ/アオノキ

       セイヨウギリ/アオニョロリ 

【成長】かなり早い

【移植】簡単

【高さ】10m~20m

【用途】街路樹/公園

【値段】1000円~3000円