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ヒマラヤスギ(喜馬拉邪杉)

Himalayan Cedar

ヒマラヤスギ 花粉症
樹形は優美な円錐形になる
Himalayan Cedar 
列植されたヒマラヤスギ 
岩崎庭園
下枝を切られたヒマラヤスギ
ヒマラヤスギ 手入れ
枝はよく伸びるが、剪定で整えやすい
ヒマラヤスギの葉っぱ 画像
葉はチクチクと痛い。どうみてもマツの仲間
ヒマラヤスギの樹皮 画像
樹皮は鱗状に剥離する
ヒマラヤスギのマツボックリ 画像
「まつぼっくり」の様子
ヒマラヤスギ 花粉症
ヒマラヤスギの花
ヒマラヤスギ 種類
園芸品種「フィーリンブルー」

 

【ヒマラヤスギとは】

・ヒマラヤ山脈西部の温帯地方を原産地とする針葉樹。銀色がかった葉と円錐形の神々しい樹姿が美しく、コウヤマキ、ナンヨウスギ(アロウカリア)とともに世界三大公園樹の一つに数え上げられる。近年は葉の色や形が異なる園芸品種も普及しつつある。

 

・日本に渡来したのは明治12年頃のこと。公園や学校、団地、工場などを中心として日本全土に広く植栽されている。かつては記念樹やクリスマスツリーとしての利用も多かったが、マイマイガ、マツカレハなどの毛虫が付きやすいことや花粉症への懸念から年々利用は減っている。

 

・「スギ」とはいえどもスギ科ではなくマツの仲間。葉はゴヨウマツのように針状の短い葉が密生している。マツの仲間である最大の証拠は写真のようにマツボックリができること。その大きさは直径10センチにも及び、遠目からは葉の上にダチョウの卵が乗っているかのように見える。このマツボックリは時間の経過とともに形が崩れていくが、頂部だけは薔薇の花のような形に残って地面に落ちる(これを洒落て「シダーローズ」と呼ぶ。)。

 

・学名の「deodara」は神の木という意味。原産地のヒマラヤやインドなどでは樹高が50m以上にもなり、この木にまつわる数多くの伝説がある。

 

【育て方のポイント】 

・日向を好むが環境への適応力が高く、耐陰性もある。耐乾性、耐暑性もあり、土地を選ばず日本全国に植栽できる。

 

・本来の雄大な樹形を楽しむには相当なスペースが必要だが、刈り込みに強く、小さく仕立てて幅や高さを維持することも可能である。このため一般家庭での利用も珍しくはない。

 

・根が浅く、風に弱いため、植え込みの当初は支柱を添えるとともに、剪定によって風通しを良くし、倒木を防ぐ必要がある。

 

・踏圧に弱いため、往来の激しい場所ではフェンスなどを作って根を保護する場合がある。 

 

・枝葉を密生させると都市部ではカラスに巣を作られやすい。巣はワイヤーハンガーなどで作られ、除去するのに相当の手間がかかる。剪定によって枝数を減らし、死角を作らないようにすれば防ぐことができる。 

【ヒマラヤスギに似た木】

レバノンシーダー

 

レバノン、トルコ、シリアなど「小アジア」と呼ばれた地域を原産とする針葉樹。葉はヒマラヤスギよりもやや短い。

ればのんしーだー 特徴
レバノンシーダーの葉の様子

アトラスシーダー

 

北アフリカのアトラス山地原産の針葉樹で、欧米では庭園などに使われる。ヒマラヤスギのように枝が垂れず、葉はかなり短い。

アトラスシーダー 葉っぱ 画像
アトラスシーダーの葉の様子

ヒマラヤスギの基本データ

 

【分類】マツ科/ヒマラヤスギ属

    常緑針葉/高木

【学名】Cedrus deodora

【別名】ヒマラヤシーダ

【成長】早い

【移植】簡単(根回しが必要)

【高さ】20m~50m

【用途】公園/垣根

    シンボルツリー

【値段】800円~12000円程度

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