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ハリモミ(針樅)

Tiger-tail spruce

バラモミ ハリモミ
ハリモミの樹形。モミノキに似た大きな円錐形になる。
ハリモミ
触れれば相当痛く、別名を「薔薇モミ」という
tiger tail spruce
新芽の様子
Tiger-tail spruce
トンボは止まれるが、人間はさわれない
バラモミ 松ぼっくり 画像
ハリモミの球果(まつぼっくり)
ハリモミ バラモミ
枝の様子
バラモミの幹
幹の様子

【ハリモミとは】

・本州(宮城県医王山伊南~紀伊半島)、四国、九州(高隈山まで)に天然分布する高木。富士山中湖の北部にはハリモミだけが広がる林があり、天然記念物に指定されている。

 

・名前のとおり鋭く尖った葉を持つ。日本で一番、触ると痛い葉であり、試しに触れた程度で疼痛が生じる。葉の断面は四角あるいは菱形になっている。

 

・モミと名付くがモミノキの仲間ではなく、トウヒの仲間。同属の中では最も温暖な地(低地)に生じる。

 

・雌雄同株で球果(まつぼっくり)はトウヒ属中、最大となる。

 

・実生で増やすの普通だが、成長が遅いことや葉が鋭く管理しにくいことから生産者が少なく、苗木の入手は難しい。

 

【育て方のポイント】

・暑さ、寒さ、日陰に強い。

 

・やや湿気のある土壌を好み、西日の強い場所など乾燥地には適さない。

 

・葉の鋭さを利用して防犯を兼ねた木に使うことも可能だが、剪定作業は相当に困難であり、個人の庭に植えるのはまったくお勧めできない。樹高も20mに達するので公園向き。

 

【類種】

・ヒメバラモミ(下の画像)のほか、マツハダ(イラモミ)などがある。

トウヒの仲間
ヒメバラモミ

バラモミの基本データ

 

【分類】マツ科 トウヒ属

    常緑針葉 高木

【学名】Picea polita Carr.

【別名】バラモミ

【成長】やや遅い

【移植】やや難しい

【高さ】20m~30m

【用途】公園

【値段】