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ハイネズ

shore juniper

shore juniper
海岸の砂地に広がるハイネズ
ハイネズ 特徴
ハイネズの葉は触れるとチクチクする(冬の様子)
ハイネズ 画像
葉と実の様子(7月)
ハイネズの実 種 画像
次第に黒く色付く

【ハイネズとは】

・北海道、本州及び種子島の海岸砂地に自生する低木。樺太にも自生する。コニファーガーデンなどに多用されるブルーパシフィックは本種の園芸品種。

・幹は立ち上がることなく、地を這うように広がる。

・葉は針状で長さ2センチほど。触れるとチクチクする。上面の気孔帯が白く目立つのが特徴。

・雌雄異株で4~5月に開花。雄花は葉の付け根に咲く。

・秋にできる球果は直径1センチほどで黒紫色。粉がかかったような白色を帯びることも多い。

・ハイネズは「地を這って育つネズミサシ」という意味。ネズミサシは同属の高木で、チクチクした葉をネズミ除けに使うことから。造園用としてはネズミサシよりもはるかに普及している。

・静岡及び愛知の一部には、オキアガリネズネズという、本種とネズミサシの中間くらいの高さ(0.5~1m)の種がある。 

 

【育て方のポイント】

・自生地は乾燥した痩せ地が多く、湿地では育てられない。また、暖地よりも寒冷地に適し、環境に合えば丈夫に育ち、特段の手入れはいらない。

・潮風に強いため、海辺の緑化、海岸に面した庭園に向くが、内陸でも十分に育てられる。

 

【品種】

・オオシマハイネズ

 伊豆大島で発見された種。伊豆半島のほか、三浦半島、房総半島などにも自生する。ハイネズに似るが葉はより短く、先端が鈍いため触っても痛くない。ハイネズ同様に匍匐して育つが、一般にハイネズよりも美しい樹形となる。

 

・オキナワハイネズ(リュウキュウハイネズ)

 沖縄や奄美大島に見られる種で、葉が黄緑色、枝が上向きに生じるのが特徴。暖地向きだが、関東近郊でも育てられる。

ハイネズ 種類
オオシマハイネズ

ハイネズの基本データ

 

【分類】ヒノキ科/ビャクシン属

    常緑針葉/低木

【学名】Juniperus conferta

【別名】

【成長】遅い

【移植】難しい

【高さ】~0.5m

【用途】公園/コンテナ

【値段】1500円~