ナギ

Nagi

ナギの葉っぱ 樹木図鑑
ナギの葉はこんな感じで、「なぜ針葉樹?」と誰もが思う
ナギの葉 画像
葉は寒さに当たると黄変しやすい
ナギという木
高さは30mにもなるという
ナギの実 画像
粉を吹いたような実は、燃料代わりになる
ナギの木 幹
ナギの樹皮

【ナギとは】

・主に静岡以西の暖地に植栽される常緑針葉樹。ナギ=凪(穏やかな海)として海運の安全を祈願する御神木として神社に植えられる。

 

・葉は写真のようにツヤツヤしており、まったく針葉樹には見えないが、常緑樹の葉に見られるような「主脈」がなく、20~30本の葉脈が縦に走っている。肉厚で強靭だが、葉脈に従って裂けば、容易に裂ける。葉がなかなか千切れないことにかけて縁結びの木とすることもある。

 

・雌雄異株で5月から6月にかけて花が咲き、秋になるとブルーベリーに似た実ができる。実から採取できる油はかつて灯篭等の燃料に用いられた。

 

・自生は稀で、奈良公園のナギ林は天然記念物に指定されている。

 

・有毒性であり動物による食害がないため、動物園の景観樹として利用できる。一般家庭での庭植えは珍しく、観葉植物的な扱いが多い。

 

【育て方のポイント】

・病害虫にかなり強い。

 

・剪定に耐えるが常緑樹のような感覚で強めに剪定することはできない。

 

・日陰に強いが、寒さにはやや弱く、関東以南が植栽の適地となる。特に苗木は霜に弱く、関東地方では霜除けが必要となる。ある程度まで育てば霜除けの必要はない。


ナギの基本データ


【分類】マキ科 マキ属

    常緑広葉 針葉樹

【学名】Podocarpus nagi

【別名】ナツノキ/弁慶泣かせ/チカラシバ

【成長】暖地では早い

【移植】やや難しい

【高さ】20m~30m

【用途】公園/寺社

【値段】500円~3000円程度