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トドマツ(椴松)

Sakhalin fir

とどのつまり
トドマツの葉
トドマツ 樹木 画像
枝は斜上することが多い
トドマツ マツボックリ
球果(まつぼっくり)は9月頃に熟す
トドマツの幹 画像
樹皮は灰褐色色で滑らか

【トドマツとは】

・北海道、千島列島及び樺太の海岸から深山まで広く自生するモミの仲間。本来は材木用に管理されるものだが、円錐形の樹形や新緑が美しく、庭木として使われることもある。

 

・特に新緑の様子はエゾマツと共に花が咲いているかのように美しい。エゾマツがその雄大な樹形を男性に例えられる一方、トドマツは女性的とされる。

 

・トドマツの枝は水平または斜上し、葉は密生する。葉の先端が少し凹んで二つに見えることから「とどのつまりが先二つ」といわれる。葉の裏には白い気孔帯が二本並ぶ。

 

・雌雄同株で、5~6月頃にあまり目立たない花が咲く。秋にできる実は藍色を帯びており鑑賞価値がある。長さは7センチほどの円筒形

 

・トドマツはアカトドマツとアオトドマツの総称であるが、中間種が多く、両者を厳密に区別するのは難しい。基本的にはアオトドマツの材は白色、アカトドマツの材は赤味を帯びる。材は建材のほか、家具やウッドチップ、エッセンシャルオイルなどにも使われる。

 

 

【育て方のポイント】

・寒冷地を好み、暖地では成長が悪くなるため庭木として使うのは北海道や東北地方に限られる。また、大気汚染などの公害にも弱いため都市部での生育は難しい。

 

・日陰に耐える陰樹であり、適度に湿った肥沃地を好む。

 

・弱めの剪定には耐えるが、基本的には剪定を好まない。放任して育てられる場所に植えるのがよい。弱めの剪定には耐える。

 

【類似種との見分け方】

・アオモリトドマツ(オオシラベ/オオシラビソ)

・シラベ(シラビソ)

 いづれもトドマツによく似た樹種で本州北中部の高山に見られる。

 

トドマツの基本データ

 

【分類】マツ科 モミ属

    常緑針葉/高木

【学名】Abies sachalinensis

       (Fr.Schm.)Masters

【別名】フップ(アイヌ語)

【成長】始めは遅く、後に早くなる

【移植】やや難しい

【高さ】25m~30m

【用途】公園/盆栽

【値段】2000円~