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ヤマグルマ(山車)

yama-guruma

やまぐるま 木 特徴
山に生え、葉が車輪状に出るのでヤマグルマという
ヤマグルマ 植木 特徴
新芽が出るころの様子 花よりも美しい
ヤマグルマ 庭木図鑑 画像
ヤマグルマの成葉は光沢がある
ヤマグルマ 開花時期
ヤマグルマの蕾
山車 開花
ヤマグルマの花
黄緑色の花
ヤマグルマの花は1本の花序に20輪ほど咲く
ヤマグルマ 種子
花の後には時間をかけて実がなり・・・
ヤマグルマ 樹木 実
真冬には褐色になる
トリモチの木 鳥糯
ヤマグルマは、樹皮から鳥もちを作ることで知られる

【ヤマグルマとは】

・山形県以南の本州から沖縄にかけた山中に見られる常緑高木。枝葉がユズリハのように車輪状に生えることからヤマグルマという。

 

・5~6月にかけて画像のような黄緑色の花を咲かせる。それほど美しいものではないが、普段は地味な存在であるがため、花の時期にはかえって人目を惹く。

 

・広葉樹の中で唯一「導管」がないことで有名。針葉樹のように根から吸収した水分は仮導管で葉へ運ぶ。このため良質な材として加工品に用いられる。

 

・樹皮からトリモチを作ったことから、トリモチノキという(モチノキはヤマグルマの代用)。樹皮は特徴のない灰褐色で、経年とともにコブが出てくる。

 

・春に出た葉は大きく、次第に小さな葉に代わっていく。新芽の頃、花が咲くころ、それぞれに奇抜な色合いに変化するため、一見地味な木だが、見どころが多い。

 

【育て方のポイント】

・比較的温暖な山地の岩場に自生するため、寒さに強い。南にいくほど大木となり、中には高さ20mに達するものもある。寒さにはやや弱く、山形県あたりが北限とされる。

 

・成長スピードが遅く、手間がかからない。しかし、高さと幅がほぼ同じように成長するという特徴を持つため、見映えをよくするには、ある程度のスペースが必要。

 

【類似種との見分け方】

 アワブキ科のヤマビワと葉が似ているが、ヤマグルマの葉はツルツルで人工的な印象さえするのに対し、ヤマビワの葉はくすんだ感じがする。また、ヤマビワはヤマグルマと同じような輪生状に見えるが、よく見ると枝先にまとまっているに過ぎない。

鉢植えとして室内で鑑賞する方法もある

ヤマグルマの基本データ


【分類】ヤマグルマ科 ヤマグルマ属

    常緑広葉 高木

【学名】Trochodendron aralioides

【別名】トリモチノキ

【成長】遅い

【移植】簡単

【高さ】15m~20m

【用途】シンボルツリー/公園樹 

【値段】15000円~25000円