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マテバシイ

Japanese stone oak

まてばしい 語源
待てば、椎のように美味しくなるというドングリ
シイ 種類
他のシイとは比べ物にならないほど、葉が大きい
まてばしい 意味
葉の裏側は、やや白っぽい
マテバシイ 花 画像
花の時期の様子
Japanese stone oak,flower
栗の花と同じような匂いがする
マテバシイ 種類
葉に模様が入る「フイリマテバシイ」
Japanese stone oak
都会の街路や公園にも数多く見られる
幹 まてばしい
マテバシイの樹皮

【マテバシイとは】

・日本固有の大きなドングリがなる木。房総半島半部から沖縄までの比較的温暖な地に育つ。


・ドングリは直径2~3センチ。アクが少なく食べることもできるが、あまり美味しくはない。しばらく待てば(マテバ)、シイの実のように美味しくなるという意味でマテバシイと名付けられたという説がある。語源としては他に、葉がマテガイのように長くて大きいためという説もある。


・造園用としては、防風、防火など実用的な理由から工場や寺社、学校などに植栽されていたが、次第に公園や庭園などで景観を作るために用いられるようになった。防音効果を期待し、複数のマテバシイで緑の壁を作ることもある。


・初夏になると栗に似た穂状の花を咲かせる。匂いも栗に似た独特のもの。


【育て方のポイント】

・都市部の街路樹にも使われるほど丈夫な木で、広い場所であればまったく手がかからない。潮風、病害虫、乾燥にも強い。ただし、放任すると下枝がなくなりやすい。


・葉の色が明るいため、シイほどには鬱蒼としないが、枝の出方が荒く、葉の面積も大きいため個人宅にはあまり向かない。剪定には強いが、それでも3m程度の高さを確保しなければ、見栄えがしない。

 

【類似種との見分け方】

・関西以西で見掛ける「シリブカガシ」に似るが、シリブカガシはマテバシイより葉も実も小さく、葉の裏が銀白色をしている。

 

マテバシイの基本データ


【分類】ブナ科 マテバシイ属

    常緑広葉 高木

【学名】Lithocarpus edulis

【別名】マテジイ/マテガシ

    マテバガシ/サツマジイ

【成長】早い

【移植】簡単

【高さ】10m~15m

【用途】公園/街路樹/垣根

【値段】500円~10000円