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ヒサカキ(姫榊)

Japanese Eurya

姫榊 樹木図鑑
葉はサカキより小さく、縁のギザギザが目立つ
サカキとヒサカキの違い
サカキの代用として庭に植える民家も多い
姫サカキ 花 画像
ヒサカキの開花時期は3~4月
ガス臭い花 ヒサカキ
花は、ガスの匂いがする
ヒサカキの黒い実 樹木図鑑
10~12月に黒い実ができる
ヒサカキ 剪定例
庭木として仕立てられたヒサカキ
ひさかき 生垣
小さく刈り込んで使うことが多い
ヒサカキの樹皮
樹皮の様子
ヒサカキ 種類
葉に模様が入る「白覆輪」

【ヒサカキとは】

・北海道を除く日本全国に分布するツバキ科の常緑樹。年間を通じて艶のある葉をつけるためサカキ同様に縁起の良い木とされ、神棚へ供える玉串に使われる。

 

・サカキに比べて枝葉が密生し、移植もしやすいため、庭木としてはサカキよりヒサカキが幅広く使われている。本種をサカキと称することも多い。

 

・小型のサカキを意味する「姫サカキ」が転訛してヒサカキと呼ばれるようになった(諸説あり)。

 

・春先に咲くクリーム色の花にはガス臭のような独特の臭気がある。なお、ハマヒサカキにも同じような花が咲くが、ハマヒサカキの開花時期は10月~2月頃であり、本種とは異なる。

 

・秋から初冬にかけて熟す黒紫色の実は水分が多く、小鳥が好んで食べに来る(雌雄異株)

 

【育て方のポイント】

・神棚がある家庭ではお供え用として実用でき、サカキよりも扱いやすい。

・高木の下の薄暗い場所でも育てることができる。

・湿気のある場所を好むが、乾燥にも強い。

・土質を選ばず丈夫に育つ。

・芽を出す力が強く、剪定によく耐える。

・庭木としては単独で植えて観賞するほどの魅力はないが、日陰に強く成長が遅いことから、日当たりの悪い場所や、の。建物の北側の垣根など

・風通しの悪い場所ではカイガラムシの被害に遭うことが多い。 

 

【サカキ類の見分け方】

 細かなことを抜きにすれば葉が大きい順に、①サカキ、②ヒサカキ、③ハマヒサカキとなる。

サカキの種類 区別
サカキ
区別 サカキ
ヒサカキ
榊の見分け方
ハマヒサカキ

・サカキとヒサカキの違い

 ヒサカキの葉は長さ3センチ~7センチで、サカキ(長さ7センチ~10センチ)に比べて小さい。また、サカキは枝の出方が粗い(葉と葉の間隔が大きい)が、ヒサカキは枝葉が密生するため、垣根などに使われる。

 

・ヒサカキとハマヒサカキの違い

 ハマヒサカキはヒサカキに似るが、葉はより小さく肉厚で毛が密生している。60センチ以下の低い垣根や花壇の縁取りに使われることが多い。また上述のとおり両者は開花時期が異なる。

 

【ヒサカキの品種】

 葉の形や大きさ、花の色によって以下のような品種がある。

 ホソバヒサカキ、ベニヒサカキ、ツゲバヒサカキ、モチバヒサカキ

ヒサカキの基本データ

 

【分類】ツバキ科/ヒサカキ属

       常緑広葉/低木

【学名】Eurya japonica

【別名】ビシャコ/アクシバ

    イヌサカキ/シバ

【成長】やや遅い

【移植】簡単(サカキに比べて扱いやすい)

【高さ】3m~5m 

【用途】垣根/公園/切り枝

【値段】500円~2000円程度