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ニッケイ(肉桂)

Japanese cinnamon

肉桂 木 特徴
樹皮が香料や薬、根がお菓子の「ニッキ」になることで知られる
Japanese cinnamon tree
成長は早く、樹高15m程度になる
ニッケイ 木 葉っぱ 特徴
クスノキと同じように3本の葉脈が目立つが幅は狭い
肉桂 葉っぱ 特徴 画像
葉の裏側は白い
肉桂の花 時期
6月頃にひっそりと開花する
肉桂の実 黒 時期
秋には黒い実ができる
丸葉肉桂 種類
マルバニッケイ 樹形が整いやすく庭木に向く

【ニッケイの特徴】

・かつて駄菓子屋で売られていた「ニッキ」の木で、ニッキはこの木の細根を切って束ねたもの。樹皮を乾燥させた物は独特の香りと味があり、「桂皮」、「日本肉桂」などとして香辛料や薬用に使われる。漢方薬「葛根湯」などにも含まれ、頭痛、解熱、発汗、健胃に効能があるとされる。

 

・かつては中国の雲南地方及びインドネシアを原産とし江戸時代(享保年間)に日本へ渡来したものと考えられていたが、沖縄に野生種が見付かり、学名も変更された。香辛料や駄菓子用に栽培されていた時期もあるが、現在はより香味の高い中国産に取って代わられた。

 

・ニッケイの葉はクスノキなどと同様、写真のとおり葉脈といわれる三本の線が目立ち、裏側は白味を帯びるのが特徴。

 

・あまり目立たないものの6月ごろにクリーム色の花を咲かせる。

 

・スパイスでお馴染みの「シナモン」はセイロンニッケイの枝皮を乾燥させたもの。日本でも観葉植物として親しまれる。

 

・「ニッキ」の印象が強く「ハッカ」と混同されがちだが、ハッカはペパーミントなどシソ科ハッカ属の葉から抽出するものであり根本的に異なる。

 

【育て方のポイント】

・寒さに弱く、植栽の適地は関東(茨城)以南となる。

・性質はクスノキとほぼ同様。大木となるが剪定には弱く、剪定によって樹形を乱しやすい。特に寒さに向かう時期に強めの剪定をすると、枝枯れを起こしやすい。

 

【ニッケイとヤブニッケイの見分け方】

 ・ニッケイの葉は先端が尖り気味で、ヤブニッケイは長楕円に近い。また、三本の葉脈はニッケイの方がはっきりしている。 

ニッケイとヤブニッケイの違い
ニッケイの葉
ニッケイとヤブニッケイの見分け
ヤブニッケイの葉

ニッケイの基本データ

 

【分類】クスノキ科/クスノキ属

     常緑広葉/高木 

【学名】Cinnamomum okinawense

【別名】ニッキ 

【成長】早い

【移植】難しい 

【高さ】10m~15m 

【用途】公園 

【値段】500円~20000円