ツゲ(柘植)

Japanese box

Japanese box tree
ツゲの葉(夏の様子)
開花時期 柘植
ツゲの花は3~4月に咲く
Japanese box,tree
初夏の様子
柘植 葉っぱ 画像
寒い地方では冬季に葉が褐色になる
ホンツゲ
刈り込み用に使われることが多い

【ツゲとは】

・本州中南部~九州を原産とする常緑低木。材から櫛や印鑑、木箱を作ることで知られる。

・一般にツゲとして庭木に使われるのはモチノキ科の「イヌツゲ」である。本種とは異なるが、葉の大きさや形が似ているため、しばしば混同される。本種も稀に庭木として使われ、玉散らしなどに仕立てられる。

・3~4月ころに写真のようなクリーム色の小花を咲かせる。観賞価値は乏しいが、ミツバチが集まる蜜源となる。また、秋になると黄褐色の実ができる。

・成長はかなり遅く、幹の直径が10センチになるのに80年近くかかるとされる。このため木目が細かく良質の材木となる。ソロバンや将棋の駒、琵琶のバチにも使われる。

・細かな葉が次々に層を成すことから「継ぐ」が転訛してツゲになったとする説や、木目が丈夫なために、「強木目木(つよきめぎ)」とされ、それが転訛したとする説などがある。

 

【育て方のポイント】

・石灰岩質の土地に生じる木で、アルカリ性の土壌を好む。

・日陰でもよく育つ。

・成長が遅く、生育には手間がかからないが、芽を出す力は強いため剪定もできる。

 

【品種/変種】

姫ツゲ 画像
ヒメツゲ
姫オオツゲ 庭木
ヒメオオツゲ

イヌツゲとツゲの違い
  イヌツゲ     ツゲ


ツゲとイヌツゲの違い


 ツゲは葉が左右対称に生じる「対生」であり、イヌツゲは互い違いに生じる「互生」。

 両者とも葉に光沢があるが、ツゲの葉は概して黄色がかっているものが多い。

ツゲの基本データ

 

【分類】ツゲ科 ツゲ属

    常緑広葉 低木 

【学名】Buxus microphylla

       japonica

【別名】ホンツゲ/アサマツゲ

    コツゲ

【成長】かなり遅い

【移植】難しい

【高さ】1m~3m

【用途】工芸用/生垣

【値段】1500円~