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クチナシ(梔子)

Gardenia

梔子の花 画像
香りが高く、クチナシを模した香水も多い。
クチナシ 八重 花
より派手な八重咲きの方が好まれる
梔子の蕾 画像
蕾の様子(八重咲き種)
梔子 葉っぱ 画像
クチナシの葉
梔子 葉っぱ 写真
葉の裏側の様子
斑入り クチナシ 庭木図鑑
葉に模様が入る品種もある
梔子の実 写真
花の後にできはじめた実
fruits of gardenia,Japan
実が熟しても割れないので「クチナシ」という
姫梔子 一重
一重咲きのヒメクチナシ(コクチナシ)
gardenia,flower,picture
八重咲のヒメクチナシ(コクチナシ)

 

【クチナシとは】

・静岡以西の本州、四国、九州及び沖縄に自生する花木。梅雨時にジャスミンに似た甘い香りのある純白の花を咲かせ、その香りからキンモクセイジンチョウゲと共にぶ三大芳香木とされる。花は咲き始めの夕方は純白で、翌朝にはクリーム色、落下前は褐色になる。

 

・原種は一重咲きだが、庭木としてはより派手な八重咲きが好まれるため、かえって一重のものを見る機会は少ない。

 

・葉には光沢があり、写真のようにはっきりとした線が入っているため比較的、見分けやすい。長さは6~15センチ程度。

 

・10月~2月頃にかけてできる実はオレンジ色で、熟しても割れないためクチナシ「口無し」と呼ばれるようになった。将棋版の脚にクチナシの実がデザインされるのはこれに因む。

 

・実にはカロチノイドという色素が含まれ、栗きんとんや沢庵の着色、染料に使われる。また、生薬「山梔子(さんしし)として止血や利尿に効果があるとされる。根にも薬効が認められている。

 

【育て方のポイント】

・基本的には土質を選ばず、丈夫に育つ。自生地より北でも適応し、青森県でも栽培できる。乾燥にはやや弱い。

 

・日陰に強いが、花を楽しむ場合は半日陰程度の場所が望ましい。

 

・剪定によって形を整えることができるものの、コクチナシ以外は刈り込むとボロボロになった葉が見苦しいため、枝抜き剪定が望ましい。株立ち状で幹らしい幹はなく、枝葉が茂るため、低めの生垣として利用される場合もあるが、そうしたケースでは形を重視し、花数を期待せずに刈り込むことが多い。

 

【類似種、園芸種の見分け方】

・マルバクチナシ~丸みのある小さめの葉を持つ。

・ヤエクチナシ~花が八重咲きで大きめ。一重のものより芳香が強いが実はならない。九州の産とされる。なお、八重咲きの種子を播いても一重のクチナシになることがある。

 

・コクチナシ(=ヒメクチナシ)~中国原産で葉も花も小型の品種。高さが30~70センチ程度にしかならず枝は横にはう。「ガーデニア」と称して流通し、グランドカバーや鉢植えに使われる。葉はクチナシの三分の一程度の大きさで、花は一重と八重がある。

クチナシの基本データ

 

【分類】 アカネ科 クチナシ属

     常緑広葉/低木 

【学名】 Gardenia jasminoides 

【別名】 ガーデニア/センブク

     サンシシ/サンシチ 

【成長】 早い 

【移植】 簡単 

【高さ】 1m~3m 

【用途】 花木/垣根/公園

【値段】 500円~3000円