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キョウチクトウ(夾竹桃)

Oleander

夾竹桃 庭木図鑑 画像
キョウチクトウの花(赤花種)
キョウチクトウ 花 画像
白花
夾竹桃の蕾
蕾の様子
leaf of Oleander in Japan
名の由来となる竹に似た葉
夾竹桃 種類
葉に模様が入る品種(フイリキョウチクトウ)もある
キョウチクトウ 手入れ
大株となるため、剪定が欠かせない

【キョウチクトウとは】

・インドを原産地とする常緑樹。サルスベリムクゲなどと共に代表的な夏の花木。日本に渡来したのは寛政年間のこと。セイヨウキョウチクトウの変種と考える説もある。

・葉が竹に、花が桃に似ていることから夾竹桃と名付けられた。 

・花の色はピンク、白、黄色などがある。 

・病害虫、大気汚染、潮風に強い強靭な性質で、海岸や幹線道路沿いの工場、学校、公園等、条件の厳しい場所の緑化にも用いられる。

・枝、花、葉に毒(オレアンドリン)を含む。家畜のそばには植栽しない方がよい。

 

【育て方のポイント】

・痩せ地でも育てることができるが、日照は必要。 

・雑に剪定しても滅多に枯れないほど丈夫だが、上へ伸びる勢い、株が大きくなる勢いが強く、樹形は整えにくい。

・インド原産でやや暖地性であるため、日本での植栽適地は関東以南となる。 

・剪定クズにも毒が含まれるため、ゴミとして引き取ってもらえないケースがある。

 

【品種】

 アルジェ、アルヴァ、カーディナル、スプレンデンス、ダブルイエロー、チェリルズ、ベチートサーモン、サプライズ、バリエガタムなど

 

【管理人のコメント】

 キョウチクトウは夏の花だ。梅雨時からポツポツ咲き始めるが、やはり猛暑の中、紺碧の空を背にして咲き誇るのが似合う。蒸し暑い時季は公園や庭先の木々に目をやる余裕がないものだが、それでもニョキッと伸ばした枝先に異国風の花が咲いていれば嫌でも視界に入ってくる。

 

 海沿いの公園やプールのフェンス際、あるいは臨海工業地帯の幹線道路沿いで見かけることが多いが、一般の家庭でも稀に見られるのは、花期が長いことや酷暑に耐えて咲く花が少ないからだろうか。

 

 キョウチクトウに毒があることはよく知られて、ホームセンターのガーデニングコーナーなどで立ち話を聞いていても、「あっキョウチクトウだ。毒があるんだよね。」と、にべもない扱いを受けているのを耳にする。

 

 花言葉も覚えやすく、「危険」、「用心」、「油断大敵」といったネガティブなものが知られる。

キョウチクトウの基本データ

 

【分類】キョウチクトウ科/キョウチクトウ属

     常緑広葉/低木 

【学名】Nerium oleander var.indicum

【別名】─(漢字名は夾竹桃)

【成長】かなり早い

【移植】簡単

【高さ】2m~4m

【用途】公園/街路樹/工場

【値段】1000円~3000円程度