アオキ(青木)

Japanese Aucuba

アオキ 育て方
アオキはこうした日陰に植えられることが多い
アオキの葉 画像
薄暗い場所でも艶やかな葉が目立つ
アオキ 品種
「サルフレア」は葉の縁に斑が入る
アオキ 植木 食べる
蕾や新芽は天婦羅、おひたしとして食用できる
アオキ 植木 花
アオキの花(雄花)
植物 アオキ 特徴
実がなるのはメスの木のみで、オスは「バカ」と呼ばれる
青木 樹木
アオキの語源となった若い枝の様子 昔は青=緑だった
Japanese Aucuba,blanch
古い枝はコルク質になる

 

【アオキとは】

・関東以西の山地に広く分布する常緑樹。地味な存在ながら、もっとも日陰に強い庭木として知られ、家の北側など条件の悪い場所に使われることが多い。庭木としての使い勝手がよいため現在では自然のものより人間に管理されている数の方が多いほど。

 

・若い枝が緑色であるためアオキと呼ばれる(緑色の信号を青信号というようなもの)という説と、一年中、緑色の葉をつけているためアオキと呼ばれるという説がある。枝は成長につれてコルク状の褐色となり、箸に使うこともあった。

 

・花の少ない初冬に写真のような赤い実をつけるため、江戸の昔から盛んに栽培された。ただし、雌雄異株で雄木には実がならず。雄木は通称「バカ」と呼ばれる。実は直径2センチ程度と大きく、ヒヨドリなどが好んで食べる。

 

・4月から5月にかけて直径1センチ程度の花を咲かせる。花弁は4枚で紫色。雄花には黄色い「葯」がある。

 

・一年中濃緑の葉が魅力だが、原種は和風のイメージが強いため、洋風住宅にはイエローデライト、サルフレア(マルギナータ)、ダルマ、コロトニフロリアなどの園芸品種が好まれる。

 

【育て方のポイント】

・アオキは日陰のみならず、病害虫、潮風にも強く丈夫な性質を持つ。しかし、他の庭木同様、風通しが悪い場合はカイガラムシやアブラムシが発生するため、できるだけ風通しの良い場所に植えたい。また、稀にアオキミタマバエがアオキの実に寄生し、実の形がいびつになることがある。

 

・成長は早いが、枝葉が鬱蒼とすることはなく、手入れの手間はあまりかからない。しかし、放置し続ければ意外に大きく育ち、葉の緑が濃いだけに圧迫感が出てくるため、定期的に枝抜きするのが無難。大きくなり過ぎたものを根元で切り除き、背丈の低いものを残すという方法もある。

 

・日差しが強すぎると生育が悪く、葉の色がさえなかたり、焼けたようになるため、直射日光や西日が強く当たる場所は避けたい。乾燥にも弱いため保水力のある土壌に植えるのがよい。

 

【アオキの品種】

 前述の園芸品種のほか、日本海側の多雪地帯に自生するヒメアオキ(姫青木)が知られる。雪の中に耐えて育つアオキで、高さは1m程度にしかならない。限られた日差しに対応するため、葉や実もアオキより小さい。

青木の種類
ヒメアオキの実
姫青木 画像
ヒメアオキの葉

アオキの基本データ

 

【分類】 ミズキ科/アオキ属

     常緑広葉/低木 

【学名】 Aucuba japonica

【別名】 アオキバ(青木葉)

【成長】 やや早い

【移植】 簡単

【高さ】 1m~3m

【用途】 下草/垣根

【値段】 1000円~